春日市総合スポーツセンター

福岡県春日市 2016年

市民スポーツと防災拠点の融合

総合スポーツセンターは、老朽化した旧体育館と弓道場を統合し、敷地内施設を集約した市民スポーツの中核拠点施設として、 ①多様化するスポーツ・レクリエーションの拠点 ②スポーツを通じての多世代交流の場の提供 ③総合型地域スポーツクラブを支援する活動拠点④ユニバーサルデザイン⑤防災拠点施設の5点を基本コンセプトとして整備した。
施設配置は、隣接する既存温水プールとの連携が図りやすい敷地中央とし、地下1階に駐車場を設けることで敷地の有効活用をはかり、多目的グラウンド、テニスコート(6面)、相撲場や、650メートルの遊歩道を敷地外周に整備した。
建物外観は、低層部が構造体を利用したグリッド状のファサードとし、上層部を屋根材と同材の外壁とすることで大屋根が被さった印象的な佇まいとした。環境配慮のための自然風エネルギーを利用した外壁換気壁が外観の特徴となっている。屋内は、約90メートル角のシンプルな矩形平面に卓球場、武道場、弓道場等を積層させ利便性の高いコンパクトな施設とした。特に1階のメインアリーナとサブアリーナを並列に配置することで、大会や各種競技の相互連携などに対応している。
また、災害時の物資集配、備蓄、井水利用など避難所として機能を持ち、市民の防災拠点としての役割を担っている。

所在地:
福岡県春日市
構造:
RC造/一部S造
規模:
地上3階 地下1階
延床面積:
21,207m2
竣工:
2016年03月
撮影:
ナガノコンサルタント株式会社