徳島県医師会館

徳島県徳島市 2016年

災害医療の指令機能をもつ地域医療の交流拠点施設

旧看護学校を改修利用していた徳島県医師会が、老朽化と災害医療の指令拠点化を目指し、新会館の建て替え設計をコンペ方式で行い当選したものである。東南海地震による津波被害を回避するため、1~2階を自走式駐車場、3階を事務ゾーン、4階を地域医療の交流拠点としての会議・研修ゾーンとした。南国特有の強い日差しを意識して、西面は壁主体、南面は窓の高さを抑えると共に軒の深いデザインとした。駐車場は約80台、事務ゾーンは医師会諸室とテナント、会議・研修ゾーンは約180席を持つスロープ付のホール、移動壁のあるフレキシブルな中小会議室を持つ。西側のエントランス・EVホールゾーンは、1階に各階を繋ぐ光庭を設け光の通り抜ける明るい空間づくりを目指した。外壁面は斜向かいの市医師会館と同系色の配色を主体とし、配置的に最上階にて相互のテラスを呼応さる計画とした。光庭には壁面緑化、4階テラスには地元の大谷焼を使った植栽を施し、建物に潤いを与えている。

所在地:
徳島県徳島市
構造:
RC造/一部S造/一部PS造
規模:
地上5階
延床面積:
4,992m2
竣工:
2016年03月