四ツ木斎場/お花茶屋会館

東京都葛飾区 2016年

時代のニーズに柔軟に対応できる次世代型の斎場を目指して

“1989年の旧四ツ木斎場全面建替えより27年の歳月を経て、先進的な新斎場が生まれた。旧四ツ木斎場が誕生した時代と比較して、都内の死亡人口の増加や葬儀の小規模化・多様化の進展など、斎場を取り巻く環境は大きく変化している。 「常に時代の先端を目指す」という建築主の経営ポリシーを具現化する方針で先進的で未来感のあるデザインが求められた。隣接する二つの別敷地に、火葬場及び、大規模霊安機能を持つ集会場という異なる用途施設を各々計画する必要があったため、デザインコードを揃える工夫によって、下町地域のランドマークとなりうる伸びやかで一体感のある建築群を目指した。 機能的な儀式動線としながら、未来志向的な要素と日本人の感性に見合った伝統的な和の要素を融合させ、端整さ・荘厳さの中に温もり・豊かさ・ホスピタリティーを併せ持つモダンなおもてなしの建築を心掛け、「人生の有終の美を飾るにふさわしい場」を創出した。

所在地:
東京都葛飾区
構造:
RC造/一部S造
規模:
地上4階 地下1階
延床面積:
15,770m2
竣工:
2016年12月
撮影:
有限会社スタジオバウハウス 吉見謙次郎