きらぼし銀行滝野川ビル

東京都北区 2017年

都市インフラ・近隣環境に適応・調和した執務環境の実現

本計画は金融機関の自社ビル建替計画である。高速道路に面する南側、日影規制の影響を複雑な形状で受ける北側という特徴を持つ敷地に対して、日影規制を綿密に解き、複雑な形態でありながら最大限の容積率確保をした。外観は、堀の深いスリット開口をデザインの軸として閉鎖性を追及することで日射遮蔽、高速道路からの遮音対策という周辺環境、秘匿性を持つ用途に対して、外内部環境との呼応を図った。外壁にはメンテナンスフリーで汚れの目立ちにくいチタン亜鉛合金を採用。各諸室は、シュミレーションを重ねた照明配置と内装材の選定により、限られたスペースを広く見せ、複雑な形状を感じさせない空間づくりを行った。設備では、ライトシェルフ、LED照明の採用等による省エネルギー化と共に、自家発電機設置により銀行の運用に支障をきたさず、停電時24時間に対応する電力を確保した。

所在地:
東京都北区
構造:
SRC造/S造
規模:
地上5階 地下1階
延床面積:
2,583m2
竣工:
2017年06月
撮影:
株式会社川澄・小林研二写真事務所 中村隆

2018年 とうきょう森づくり貢献認証制度