日本工業大学 多目的講義棟 -Learning Cube-

埼玉県南埼玉郡宮代町 2018年

キャンパスのシンボルとなる多目的講義棟

■キャンパスマスター計画として
学園110周年・大学50周年建設記念事業として、多目的講義棟、食堂棟、クラブ棟、ピザリアトレビ棟、アーケードやセントラルスクエアの計画を通してキャンパスの骨格を再整備した。大小異なる「キャンパスグリーン」を設け、これらをキャンパスの中心軸とアーケードで縦に貫くことでキャンパス内の回遊性を高めるキャンパスマスタープランとした。
■多目的講義棟 アメニティ&ラーニング
多目的講義棟は、低層部のアクティブ・ラーニングゾーンと高層部の講義室ゾーンを合わせ持つ構成である。低層部は、自学習を促すアカデミックリビングやラーニングセンターを中心に多様な出会いや交流が生まれるスペースとした。講義室ゾーンは、フロア毎に特色を持ったラウンジを設け、学生が”自分にとって最適な居場所”を発見する施設となっている。
■グラデーションルーバーと自然通風
外観の象徴的なルーバーは、4周全面を覆い、4.5°ずつ傾いて見事なグラデーションを描いている。ルーバーとバルコニーの間にエアフロー(風圧差)を創りだし、教室の片側自然通風を誘発する効力を発揮して中間期の省エネルギー化を図った。「さらに一歩先のエコキャンパス」を目指し、日本工業大学が積み上げてきた地球温暖化対策に貢献する計画とした。

所在地:
埼玉県南埼玉郡宮代町
構造:
S造
規模:
地上7階
延床面積:
7,605m2
竣工:
2018年12月
撮影:
篠澤建築写真事務所