新十日町市博物館

新潟県十日町市 2019年

土器・織物・雪をテーマとした雪国の博物館

国宝指定されている縄文土器の火焔型土器を展示収蔵する博物館である。博物館の展示の目玉は国宝の火焔型土器であるが、信濃川に接し3mを超える豪雪地帯である十日町のくらし、縄文時代から続く越後縮に代表される麻織物の歴史など常設展示のテーマは「縄文時代と火焔型土器のクニ」「織物の歴史」「雪と信濃川」の3つとなっている。階構成は1階に展示室、2階に収蔵庫とし、国宝・重要文化財を収蔵する2階収蔵庫の屋根は塗膜防水をした屋上コンクリートスラブの上に金属屋根を載せ、二重の防水を施し、日射の熱負荷などの外部環境の影響も受けにくい構造とした。空調方式,セキュリティについても文化庁の指導を受け公開承認施設の規準を満たす博物館である。屋上の陸屋根からの落雪を防止するための雪止フェンスをパンチングメタルパネルで造り、雪のパターンを織物のようにパンチングで織込み、全体をカーブさせることで布の柔らかさを表現した。

所在地:
新潟県十日町市
構造:
RC造
規模:
地上2階
延床面積:
3,307m2
竣工:
2019年06月
撮影:
株式会社川澄・小林研二写真事務所

 

設計JV:石本・トータルメディア・ 阿部設計共同企業体
建築:石本建築事務所・阿部設計事務所
構造・環境:石本建築事務所
展示設計:トータルメディア開発研究所

 

監理JV:石本・阿部設計共同企業体
建築:石本建築事務所・阿部設計事務所
構造・環境:石本建築事務所
展示制作 :トータルメディア開発研究所