岩国市立東小学校・東中学校

山口県岩国市  2020年

子どもと教科と学校と社会と環境を「つなぐ」学校づくり

岩国市初の施設一体型の小中一貫校の整備計画である。近年の課題である「中一ギャップ」を克服するため、教育区分を「4・3・2」とした義務教育9年間の連続した学びが可能なゾーニングとしている。道をはさんだ2 つの敷地に、南側に校舎とアリーナ、北側にグラウンド、プール、部室を配置し、連絡橋で南北の敷地をつなぐことで、安全で使いやすい学校としている。意匠構造環境を統合し、PRCによるフィーレンディール架構で構成し、シームレスなファサードの実現と、直射光制御を行っている。中庭側は市松状に耐震壁をラーニングセンターを中心に配置している。市松模様をアイコンとして校舎全体にちりばめ、子どもたちの記憶に残る学校づくりを行っている。3層にわたるラーニングセンターを中心に、回遊動線をつくり、教科メディアもつなげ、教科を超えた主体的な学びを誘発させている。ラーニングセンターは全学年が使用するワンルーム空間として各々の雰囲気を感じ、つながる学校のあらたなシンボルとしている。教職員が働きやすい環境づくりや、地域とつながる地域開放ゾーンの創出を行っている。

所在地:
山口県岩国市
構造:
RC造/PRC造/S造
規模:
地上3階
竣工:
2020年07月

延床面積:
校舎棟:15,597.57㎡(既存建物含む)
プール・部室棟:1,386.42㎡

撮影:株式会社川澄・小林研二写真事務所 中村 隆/三井 笑奈

 

 

JV: 石本・菊重設計共同企業体