新宮崎県体育館

  • 宮崎県延岡市
  • 2026年

宮崎県産杉製材の屋根架構でつくる体育館

敷地は宮崎県延岡市の延岡城跡の城山公園に隣接した歴史ある場所に位置している。新宮崎県体育館はコンクリートの基壇の上に載るメインアリーナとサブアリーナの2つの大屋根で構成されている。緩やかな曲線を描くダイナミックな切妻形状の大屋根の形態は、城を想起させるとともに、スポーツのもつダイナミズムを表現している。大屋根の架構は、宮崎県産杉製材によるサスペンアーチの梁を切妻状に組み合せたトラス梁が、メインアリーナは@2620、サブアリーナは@2560で連続するダイナミックで伝統的な形態である。
メインアリーナは67m×44m、観客席は固定席約2000席と可動席約1950席を設置している。サブアリーナは45m×34m、観客席は固定席約500席を設置している。メインアリーナ、サブアリーナとも壁は宮崎県産杉の角材で構成した。南向きのエントランスホールはガラスのカーテンウォールとし、県産杉材のルーバーで日射を制御する構成とした。

所在地
宮崎県延岡市
構造
RC造/S造/W造
規模
地上2階
延床面積
13,181m2
主な用途
体育館
竣工
2026年03月
備考

※竣工年月は予定

※上記の建築概要は設計完了時のデータです

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