駒澤大学図書館

  • 東京都世田谷区
  • 2022年

「智の蔵」本のための場所、人のための場所

建物の中心に大学の知を蓄積する「智の蔵」(蔵書スペース)を設け、その周囲を閲覧スペース等の活動エリアで囲う構成としている。中央の閉じられた空間と南北の開放された空間が混ざり合い、フロア全体が一体的な開架・閲覧スペースとなるよう計画を行っている。新図書館のフロアゾーニングは、上層階に行くほど学びの専門性を高める計画とし、利用者が求める滞在場所を自由に選択することができる。また多様な学修スタイルに対し学修・研究が行えるよう、従来の閲覧席の他に個人ブースやグループ学修スペース、ソファー席等を設けている。
外観は構造体フレーム+ガラスで構成するシンプルなデザインとしている。外装は既存建物にみられるレンガタイルによる白壁の縁取りの表現を発展的に継承し、フレームをレンガタイル貼りとすることで、既存建物との調和を図っている。また室内環境の最適化を図るため、外側をガラス(Low-E複層ガラス)、内側はテキスタイルシェーディング(布地)のダブルスキン構造とし、その間を簡易エアフロー(空気層)として利用することで、居住性の向上を図る対応を行っている。

所在地
東京都世田谷区
構造
SRC造/一部RC造/S造
規模
地上6 階 地下3階
延床面積
10,938m2
主な用途
図書館
竣工
2022年08月
撮影
株式会社川澄・小林研二写真事務所 中村 隆
備考

閲覧席数:約570席

主な実績