スズケン京都事業所
- 京都府京都市
- 2026年
建物内外の人・物・情報の流れの最適解を導き出した完成形
既存の京都3支店を統合し、京都エリアの新しい拠点として京都事業所を整備した。限られた敷地の中で、入荷ヤード、倉庫、出荷ヤード、搬送車両駐車場等の配置計画や倉庫内の搬送計画など、建物内外の人・物・情報の流れを検討、複数案の中から最適解を導き出した。また、今後ますます厳しくなる薬品に対する衛生管理基準にも対応できるように、設計段階から竣工間際まで顧客、施工者、当社が三位一体となり各種調整を行った。
倉庫は、他用途にも転用できるよう、倉庫エリアと出庫エリアとの間に防火区画を設定しない設計としている。1階に入荷エリア、倉庫エリア、出荷エリアを集約させ、入出荷の動線をワンフロアで完結。また、1階に倉庫用途を集約させることで、2階を事務室と駐車場としたわかりやすい断面構成を実現したほか、建物の低層化を図ることで周辺民家にも配慮した。屋根には、可能な限り多くの太陽光発電パネルを設置し、環境にも配慮している。
観光名所である清水寺や伏見稲荷といった展望地からの景観配慮地区にあり、また歴史的景観への配慮が望ましい京都駅周辺地区にある敷地であることから、色彩計画においては周辺環境との調和をテーマとし、外壁サインはネイビーを採用、外壁全体もグレーを基調とした。さらに、内装には京都府内で生産された塩ビ製クロスを主に採用するなど、全体を通して落ち着いた雰囲気となるように設計した。
- 所在地
- 京都府京都市
- 構造
- S造
- 規模
- 地上2階
- 延床面積
- 4,318m2
- 主な用途
- 倉庫・流通施設
- 竣工
- 2026年02月
- 撮影
- 株式会社エスエス



