自治医科大学 ATLAS ARENA
- 栃木県下野市
- 2014年
文化・体育の複合施設拠点
3.11の震災を機に、使用不能となった施設の建替や、老朽化による耐震性能の見直しが求められ、分散していた体育館、プール、弓道場、武道場、部室をまとめて、文化・体育の複合施設拠点としての整備が進められた。体育施設や部室としての機能性、利便性を追及しながら、アリーナ、プール、各棟全体に統一感を持たせ、キャンパス内の他の建物との調和をもった新たなランドマークとなる施設となることを目標とした。
機能上大きなボリュームや壁となる部分を周囲の既存建物と同じ階高や仕上材で分節し、その上部を連続する屋根とすることにより、武道場、部室ゾーン、プール棟とも分節化しつつ、複合施設としての一体感を持たせている。またエントランスホールでの活動が遮光ルーバー越しに垣間見ることができる開放的な施設計画とした。
- 所在地
- 栃木県下野市
- 構造
- RC造/一部S造
- 規模
- 地上2階
- 延床面積
- 6,813m2
- 主な用途
- 体育館
- 竣工
- 2014年10月
- 撮影
- 鳥村鋼一