日本工業大学 食堂棟 クラブ棟他
- 埼玉県南埼玉郡宮代町
- 2017年
桜の広場を囲むアメニティスペース
■キャンパスマスタープランでのアメニティスペース
学園110周年・大学50周年建設記念事業として、多目的講義棟、食堂棟、クラブ棟、ピザリアトレビ棟、アーケードやセントラルスクエアの計画を通してキャンパスの骨格を再整備した。キャンパス南側のブロックは、既存のLCセンター(図書館)、新食堂棟、BBQスペースにより「コの字」の四角い桜広場を形成することで、キャンパス内のアメニティスペースをつくった。
■つなぐ―食堂棟・クラブ棟・アーケード
食堂棟は600人での立食も可能な大きなパーティーエリアから、ミーティングエリア、スタディーエリアとだんだん小さく静かな空間となる構成とした。スタディーエリアは、既存のLCセンター(図書館)の用途に合わせて、学習や図書館の機能の拡張された空間として利用することもできる。クラブ棟は新たな部活動の拠点であり、食堂棟と隣接して建てられた。これら建物群を繋ぐアーケードは、強い日差しや雨を避けて学生らがキャンパス内の回遊性を高めるものとして整備した。
- 所在地
- 埼玉県南埼玉郡宮代町
- 構造
- S 造
- 規模
- 地上3階
- 延床面積
- 4,082m2
- 主な用途
- 大学
- 竣工
- 2017年03月
- 撮影
- 篠澤建築写真事務所