岐阜市斎苑

敷地は岐阜城を頂く金華山のふもとにあり、寺院、住宅が近接している。15基の火葬炉を持つ火葬棟は、同時に使用する際、遺族同士が交錯しないように配置し、4つのブロックに分割した。待合ロビーからは金華山からの伏流水を利用した滝や池を持つ庭園を眺める。待合室の窓越しには日本庭園を設けるなど、遺族の心の安らぎのある故人の冥福を祈る空間づくりを行った。