大任町ふれあい広場・こどもはうす

福岡県北部に位置する大任町において、公園と付属施設を一体的に新設した。約20,000㎡の敷地にゴーカートレース場、インクルーシブ遊具、屋内遊戯施設などを配置し、「すべての子供が楽しめる公園」を目指した。

屋内施設である「こどもはうす」は、施主の「遊園地を作りたい」という初期構想から着想を得ており、「サーカスのテント」のような施設をイメージして、高さの違う方形屋根と陸屋根を組み合わせたデザインとした。平面形状は、町の花である「椿」の５つの花弁から5角形のアイコンを想起し、それをランダムに組み合わせることで空間のリズムを創出している。外観は白を基調にすることで、遊ぶ子供の姿を主役として引立たせるように計画した。