<進行中プロジェクト>
京都府立丹後郷土資料館
- 京都府宮津市
- 2026年
丹後の歴史と未来との融合
計画地は昭和45年開館の丹後郷⼟資料館(本館)の南側に隣接し、天橋⽴と史跡丹後国分寺跡を⼀望できる、丹後の歴史・⽂化が蓄積された場所である。
これまで半世紀に渡り郷⼟の歴史、考古、⺠俗資料等の保存・活⽤を図ってきた本館のリニューアルとともに、公開承認施設の基準を満たした新館を新たに計画。国宝・重要⽂化財を中⼼とした、貴重な資料や作品を鑑賞できる施設として、展⽰・収蔵機能を拡充する。
新館は「丹後の歴史と未来との融合」をコンセプトに、本館と連続感を持つ低層部に、古代から脈々と受け継がれてきた⽂化的象徴「天橋⽴」に向かって広がる展望空間を積層した構成としている。重厚感のある低層部には堅牢な特別展⽰室を配置し、開放的な上層部には多⽬的ホールとカフェを設けることで眺望を実物展⽰として採り⼊れ、地域の魅⼒を発信する「ハブ・ミュージアム」とすることを⽬指している。
- 所在地
- 京都府宮津市
- 構造
- RC造/一部SRC造/S造
- 規模
- 地上3階 地下1階
- 延床面積
- 1,860㎡(新館) 1,283㎡(既存館)
- 主な用途
- 博物館
- 竣工
- 2026年05月
- 備考
※竣工時期は予定
※上記の建物概要は設計完了時のデータです