広田遺跡ミュージアム
- 鹿児島県熊毛郡
- 2014年
計画地の特性を活かし新たな物語を紡ぐ
広田集団埋葬墓史跡とガイダンス施設を一体整備し、ミュージアムパークとして町観光施設一環としての役割を担っている。弥生時代終末期から古代にかけての集団埋葬墓史跡と多彩な貝のアクセサリー副葬品4万5千点を紹介する施設である。古代からの景観を現在まで継続していると考えられている当計画地の特性を生かした計画としている。建物に到達するまでの物語性をランドスケープデザインで表現。現地産サンゴ石を張った結界の壁を通過することで非日常空間に入り、前庭空間、エピローグ空間を通過し、ガイダンス施設に導くことで、神秘性と物語性を表現している。
- 所在地
- 鹿児島県熊毛郡
- 構造
- RC造/一部PS梁
- 規模
- 地上1階
- 延床面積
- 796m2
- 主な用途
- 博物館
- 竣工
- 2014年11月
- 撮影
- 株式会社エスエス九州支社 上田 新一郎
2016年 かごしま・人・まち・デザイン賞 都市デザイン部門優秀賞