亀山市立関中学校

  • 三重県亀山市関町
  • 2011年

街道を抱く木の学び舎

亀山市立関中学校は、旧東海道で唯一重要伝統的建造物群保存地区に指定された関宿の街並みを擁する地域に立地している。普通教室、管理諸室部分を改築し、既存の特別教室棟、体育館棟との連携を図る位置に計画された。
改築校舎は2棟で構成され、中庭は関宿の「街道」を模して山に向かって緩やかな弧を描く。中庭を取り囲む形で、各学年の学習スペースや多目的ホール、メディアセンターなど“生徒”の活動空間を配し、さまざまな学習形態の展開を促す計画とした。そして、町を象徴する「街道」を通して世代を超えた生徒同士の活発な交流と町への愛着を期待している。
木造校舎の柱には地場産の杉丸太や県産材の杉集成材を、梁には国産唐松集成材を使用し、仕上げにも杉を多用したぬくもりも香しい「木の学び舎」を目指した。特に、多目的ホールの吹抜に林立する直径約50cm、高さ7~9mの8本の丸太は地域の山から切り出し、原木に近い形で使用した。

所在地
三重県亀山市関町
構造
W造
規模
地上2階
延床面積
2,908㎡
主な用途
中学校
竣工
2011年03月
撮影
株式会社エスエス 名古屋支店 相羽光徳

2011年 中部建築賞

2011年 三重県建築賞 一般部門 三重県知事賞

2011年 優良木造施設表彰施設 農林水産大臣賞

2014年 甍賞金賞(経済産業大臣賞)

2016年 公共建築賞 優秀賞(公共建築協会会長表彰)

2016年 公共建築賞 優秀賞(国土交通大臣表彰)生活施設部門

主な実績