自衛隊札幌病院

  • 北海道札幌市
  • 2015年

災害時に健全な機能を発揮できる病院

自衛隊札幌病院は、昭和30年に陸上自衛隊豊平駐屯地に開院された北海道地区唯一の自衛隊病院である。旧病院の経年劣化に伴う施設の老朽化や狭隘化により最新医療の導入が困難であるなどの問題解消のため、豊平駐屯地にあった既存病院機能の全てを陸上自衛隊真駒内駐屯地に移転再配置した。

新病院は災害に強い病院を目指し、建物はRC構造に比して強度の勝るPC構造及び大地震にも対応できる免震構造、水・電気・ガス等のインフラにもバックアップ機能を持たせ、大規模災害時等には病床を倍増できるように増床スペースを整備した。また、豊平川の清流を見渡し藻岩山を仰ぎ見ることができる療養環境を有している。

所在地
北海道札幌市
構造
RC造
規模
地上6階 地下1階
延床面積
22,778m2
主な用途
病院
竣工
2015年03月
主な実績