広域紋別病院
- 北海道紋別市
- 2015年
オホーツクの自然と共生する医療環境の実現
広域紋別病院は道から広域企業団に移管後、小・中学校にはさまれる文教地域に移転建替となり、西紋別地区の中核となる二次医療機関、二次救急機関の役割を持つ。建屋前面に駐車場を配するとともに職員駐車場部に緊急ヘリの離発着場を設けている。隣接地の高低差が大きい敷地特性のため、高低差のある周辺道路と接続のため、地下には院外薬局やバス停等へ往来する副玄関を設けて動線を確保した。外来部門は平面中央付近に幅約6mの廊下を設けて各部門への中心動線を設け、「オホーツク・モール」と名付けている。一般148床、感染症2床の合計150床からなる病棟は3層で構成する。L型の平面型を採用して、2つのウィングの中央部にスタッフステーションと縦動線となるEVを設置している。看護及び患者動線をコンパクトにすることで看護効率を高める配慮を行っている。免震構造を採用するとともに、バイオマスチップボイラーを設置して環境にも配慮した計画となっている。
- 所在地
- 北海道紋別市
- 構造
- RC造/S造
- 規模
- 地上6階 地下1階
- 延床面積
- 11,950m2
- 主な用途
- 病院
- 竣工
- 2015年02月
- 撮影
- 株式会社シー・ピー・アクト
- 備考
病床数/150床