<進行中プロジェクト>
山口市庁舎

  • 山口県山口市
  • 2028年

白い鍾塔に佇む、ひと・まち・未来にやさしい市民の丘

歴史と自然にあふれた山口市の中心となる新本庁舎は“「ひと」にやさしい”“「まち」にやさしい”“「未来」にやさしい”をテーマとして計画した。


「ひと」にやさしい

快適な窓口サービスを享受できるとともに、免震構造の庁舎とし、消防本部・災害対策本部機能を設けて、市民を災害から守る。認識しやすいサイン、設備などを備え、誰もがわかりやすく使いやすいことを心がけた。市民の交流の場や憩いの場、快適な環境を設け、居心地の良い庁舎を目指していく。


「まち」にやさしい

象徴的なランドマークである「山口サビエル記念聖堂」の鍾塔と、庁舎の白い水平な庇、亀山をはじめとする周辺の緑と調和する、山口市の新たな象徴となる景観を創出する。多目的に利用できる機能を設けた庁舎が、前庭広場と一体的にまちのお祭りやイベントに活用でき、まちのにぎわいにつながる様に計画した。


「未来」にやさしい

環境性能、維持管理、可変性(フレキシブル)、ライフサイクルコストを重視した、100年先まで長く使い続けることのできるサスティナブルな庁舎を目指した。各所に山口の伝統的な素材(滑松、徳地和紙、大内塗など)を積極的に活用することで、山口の歴史や伝統文化を守り、発信できる計画とした。

 

新本庁舎を核とした整備により、新たな歴史、景観をつくり、エリア全体が山口市の未来につながる環境となることを目標とした。

所在地
山口県山口市
構造
S造/一部RC造
規模
地上7階
延床面積
26,836m2
主な用途
庁舎
竣工
2028年08月
撮影
備考

2025年3月(本庁舎棟)

2027年11月(市民交流棟)

2028年8月(広場)

ZEB Ready(ZEB認定)

CASBEE-Aランク(認証予定)

※上記の建物概要は設計完了時のデータです

主な実績