東邦大学習志野キャンパス スポーツアリーナ
- 千葉県船橋市
- 2013年
明るく風通しの良い大学体育館のアリーナ
一般的に学校施設の体育館では換気と照明によるエネルギー消費の割合が多い。そこで、外壁面は開口部を最小限にし、換気のための自然通風を導入しながら、断熱性を高くし外部の影響を削減した。内部においてはこの壁面を自然光のリフレクタとして活用し、トップライトからの昼光利用によって、普段の昼間は全消灯しても利用できる視環境計画を目指した。外周開口部からの風は防球用縦ルーバーを介し、中央部トップライト部開口から抜けていく。居住域の通風、屋根直下の熱だまりを防ぐ効果がある。
- 所在地
- 千葉県船橋市
- 構造
- RC・S造
- 規模
- 地上3階
- 延床面積
- 6,664m2
- 主な用途
- 体育館
- 竣工
- 2013年10月
- 撮影
- 大澤誠一
2015年 グッドデザイン賞
2015年 環境・設備デザイン賞 建築・設備統合デザイン部門