日立池の川さくらアリーナ
- 茨城県日立市
- 2016年
東日本大震災からの復興の象徴
池の川さくらアリーナは、2011年の東日本大震災で被害を受けた中央体育館の改築として計画された。施設は東日本大震災からの復興及び日立市の未来への飛翔を象徴する施設として、また平成31年開催の茨城国体やプロスポーツなどのスポーツ活動や文化イベントを支える体育館として、さらには災害に強い安全で安心な体育館となることを目指して整備された。配置計画においては、前面道路から陸上競技場に延びるスポーツストリートを中心に北側に体育館、南側にスポーツ広場と市民の活動スペースを集約している。内部においては、明るく開放的なスポーツラウンジを中心に、各競技場をスポーツラウンジに面して配置することで、利用者にとってわかりやすい施設構成としている。メインアリーナはバスケットコート3面分の広さを持ち、観客席は約2600席を確保している。他にバスケットコート1面分の広さをもつサブアリーナ、武道場、弓道場、トレーニング室などを有する。
- 所在地
- 茨城県日立市
- 構造
- RC造/一部SRC造/S造
- 規模
- 地上2階
- 延床面積
- 9,770m2
- 主な用途
- 体育館
- 竣工
- 2016年12月
- 撮影
- 株式会社川澄・小林研二写真事務所