神戸市立磯上体育館

都心・三宮再整備の一環として都市公園内に体育館を整備する計画。都心の公園内という立地を活かし、神戸市のパークマネジメントを再構築することで新たな交流、健康増進の拠点となることを目指した。公園内のプロムナードを再整備し豊かな歩道空間を形成するとともに、建物外周に主機能を配置することで内部の活動が外からも感じられる計画とし、賑わいの創出に寄与している。
利用者を迎える庇やホワイエ等には市産材の木を多用し、木に包まれた心地よい開放的な空間としており、2階のメインアリーナは屋根架構に県産集成材による木鋼ハイブリッド部材を用いて、都心の洗練された空間の中にも温かみを感じられる計画としている。