八雲町熊石国民健康保険病院

  • 北海道八雲町
  • 2025年

大自然に囲まれた周辺環境に呼応する病院

八雲町熊石は日本海に面する小さな町である。敷地周辺は三方を山々に囲まれ、南側は日本海に面するなど、豊かな自然環境を有する。この環境に呼応する建築を目指し、外観はモノトーン調で全体の色味を抑え、山々の緑が映えるよう配慮するとともに、全方位に庇と窓を設けることで、豊かな自然を感じながら療養できる施設計画とした。
回廊型の明解な平面計画
スクエアな敷地の中央に建物を配置し、どの方向からもアクセスしやすい計画とした。整形な敷地形状に沿うようにロの字型で行き止まりがない共用廊下を配し、諸室同士のつながりに配慮した効率的な動線としている。また、内部は乾式壁で構成し、将来の転用・改修もしやすいフレキシブルな計画とした。
熊石の自然環境や歴史を彷彿させるデザイン
大樹のようなモニュメントや、山々の緑や地層などをモチーフとした内装デザイン、日本海の荒波によって形成された岩礁や奇岩雲石のような荒々しさと海の水平性を表現した庇、天然の貝、砂、石の持つ素材感を融合した自然の風合いを生かした外壁など、海や山に囲まれ古くから漁業で栄えてきたまちの特性が感じられる、熊石地域らしいデザインとした。

所在地
北海道八雲町
構造
RC造
規模
地上2階
延床面積
3,300m2
主な用途
病院
竣工
2025年06月
撮影
フォトスタジオ 嵯峨
備考

病床数:30床

主な実績